台北駅のコッチがわ
台湾二日目はまだ終わりません。
お昼ごはんを食べてまたホテルに戻ります。
夫にとってベッドに横たわると言うことはスマホのホームボタンの様な物らしい。
アプリを開いて何かをしても、終わったらホームボタンを押して終了するでしょ。それからまた次のアプリひらくでしょ?
それと同じだよ。
わかるようなわからないような。。。
とにかく、彼にとっては東京の家にいようが、台湾に来てようが関係なくホームボタンの如くベッドに横たわらなくてはいけないらしい。
そういう言う意味で、この台北駅前のホテルは最適です。
ということで、またもや別行動。
新光三越站前店付近をウロウロしています。
飲食店が多い。日本のチェーン店も多いなぁ。タピオカのお店もすごく多い。
この街は東京で言うとどこなのか考えながら歩いてみる。
東京駅ではないよなぁ。。。
でも、新宿でも渋谷でもない。そして池袋でもない。
わかってしまいました。
新光三越站前店は蒲田だ。でも、飲み屋さんが主張をしてこないので、飲み屋がない蒲田。
ファーストフードの大手チェーン店がたくさんあって、ちょこちょこと個人商店があり、ローカルチェーン店があったり。そして、高層建物が少ない。
新光三越站前店は2004年に台北101が出来るまでは台北で一番高い建物だったらしく、今でも台北で二番目に高い建物で以前は展望台もあったらしい。でもその展望台は2006年になくなってしまった。
この15年で台北の中心地が移ってしまったのだなぁという印象が拭えないこの新光三越站前店。それが、なんとなく私に蒲田の印象をあたえたのだな。
ガイドブックで見るようなオシャレなお店は台北駅のコッチがわには見かけることが出来ない。
駅の向こう側、中山エリアに行けばきっと色々あるんだろうけれど、今回も8年前も何故か私はこのライク蒲田エリアをウロウロしてしまう。
そして、毎回ここの本屋さんに入って気がつけば時間がなくなるw
ここの本屋とはここです。
初日に食べた阿泉麺線の並びにあるこの本屋さんの台北許昌店に毎日通ってしまった。
なんて読むのかもよくわからない本屋さん。
昔こういう本屋というか文房具屋さんって秋田のおばあちゃんの家の近くにあった。もっと小規模だけど。
本も文房具も生活雑貨も売っている。言ってみれば誠品書店と変わらないのだけれど、ここは生活感丸出しできっと誠品書店に行く人はここには来ない。。
もちろん私も誠品書店は大好き。でも何故か一人で自由時間を過ごすと、このお店で大半を過ごしている。
幼い頃の秋田を思い出すには、隣のお店の臭豆腐のニオイが漂っていて台湾にいることを意識させられる。懐かしさは感じないのに、このお店に入ると出られない。
誰かにオススメしたいかというと台湾らしいお土産も無いし、むしろ日本製品が充実な本屋さんで、観光には全く向かない。だけれど、私の台湾の思い出には欠かせないお店です。
と、ディスってるような台北駅にコッチ側についてでしたが、決してそんなことは無く私の大好きな台北駅のコッチがわでした。