成人の日
成人の日です。
街には晴れ着姿で歩く女の子がたくさんいましたね。
でも、息子を持つ私としては、明らかに着慣れていないスーツをきて集団で歩いている男の子たちの方に目が行きます。
うちのブー太郎も10何年後こんなふうに着慣れないスーツを着て歩いているのかなぁと。。
私が歩いて買い物に向かう方向には大きめなホールがあります。
どうやら、そこで区の成人式は行われていたらしく、逆方向の駅に向かってあるいてくる新成人たちとすれちがう。
群れをなして歩いているのは男の子たち。
女の子は一人であるいているか、せいぜい三人で歩いている。
女子たちという言葉や女の子はつるんでいるものというイメージがあったけれど、どうもつるんでいるのは男の子たちみたい。
たまたまだったたけれど、何年ぶりに新成人たちを直にみたのだろう。
明らかに私の目線は現役を退いていた(笑)。
母目線。おばちゃん目線。
最後に新成人を直に見たときはまだ、現役気分だった気がする。
「若いね~」なんて言いながら、2~3歳下の男の子たちをチェックしているお化粧バッチリの私。
今日はウォーキングがてら買い物に出かけてきた、全身真っ黒でキャップを被りメガネにすっぴんのおばちゃん。「若いね~」なんて思わない。ブー太郎もこういうふうになるのかなぁ。と。
現役気分だったあの日から今日まで20年が過ぎました。
その間20回成人式が行われてきたけれど、私の中に残った成人式は一つもない。
というより、成人式を意識したことは記憶の限りありません。
当たり前なことなのかもしれないけれど、ふと気づくと何だかびっくり。
気づけば私は20年も成人式をしたあの日から生きてきたのだ。
成人式に中学校の卒業以来あったあの友達にはもう20年もあっていないということなのか。
そんなことを思いながら、すれ違う新成人たちと心のなかでバトンタッチをしました。
って、私の人生はまだまだこれからですからね!!
第一部が終了です。
第二部はもうとっくに始まっています。