台湾新幹線
台湾旅行もやっと三日目。
今回の旅のメイン?台湾新幹線に乗って台南へ行きます。
この本がついに役に立つ時が来た!
特別台湾に興味があるわけでもない夫が何故か発売と同時に買ってくれた。
中には写真は一切なく、イラストで台南のことが描かれている。
イラストとはいえ、すごく雰囲気が伝わってくる内容の濃い本で、購入した2年前は何回も読んでいたけれど、当時は台南に行けるなんていつの日か~くらいにしか思っていなかった。意外と早く行けたので、もちろん再読。
台湾新幹線の乗車券は前もってKKdayでこのキャンペーンで購入しておいた。
台北→台南は1時間半くらいで、運賃は1350元(約5000円)。日本と比べると新幹線の値段はだいぶ安い。その上片道一人分が無料と言うことなので、半額で行ける。
ブー太郎は小人料金半額なので、台南へ往路は全員台湾新幹線半額で!
日本でネットで購入する時点では日程だけ決めて時間は決めず、台北駅構内にある、台灣高速鐵路の窓口で座席を指定してチケットに替えてもらえる。
チケットは台湾に着いた初日にMRTで台北駅についた時に地下のMRTのホームから上がったところにある窓口で替えた。
そこは4つしか窓口がないからか、とても混んでいた。今どき窓口に来る人は日本と同じで自動ではチケットが購入できないイレギュラーなタイプの方が多く、一人ひとりも時間がかかっているから、結構待ちました。。。
窓口が4つしか無いから仕方ないね。と思っていたら、地上に上がったところにも窓口があり、そっちは倍以上の窓口があり、ガラガラだった。
皆同じことをかんがえるんだな。ちゃんと探せば良かった。
ネットで購入した時点では台南に行くのは台湾二日目にしたのだけれど、天気がいまいちっぽかったので窓口で三日目に変えてもらった。空いていたからなんだろうけれど、融通をきかせてもらえて嬉しかった。
片道一人一枚のパスポートより一回り小さいくらいのサイズ感のチケットです。なので、6枚もある。
朝イチの新幹線で台南に向かいます。
台南につく一番早い新幹線は台北6時半発でした。
初めてお目にかかります。台湾新幹線。
日本の新幹線の技術を輸出し現地で導入された第一号の台湾新幹線です。車両は西日本を走る700系を改良した700T系というらしい。
確かに馴染みのあるフォルムです。
台湾新幹線については、吉田修一さんが書いた小説「路」を3回も読んでいたので勝手に馴染み深い。「路」は台湾新幹線を開通させる為に関わる日本人、台湾人のお話。
とても面白い。
台湾新幹線の受注が決まるところから始まり、それに伴い台湾新幹線の担当になった日本商社の台湾支社に務める日本人女性の春香と日本で建築士として働く台湾人の人豪を軸として台湾と日本の人間の交流が描かれている。
新幹線が試運転で時速300kmを超えるの見守るシーンでは私も一緒に乗っている気分になってしまった。
それぞれの人たちの丁寧な感情描写にすっかりはまり込んでしまって、台湾新幹線に関しては出来上がっていく過程を見た気分になっている。
しかも、この「路」2020年5月にNHKの土曜ドラマで映像化されるそう。
主役の二人も波瑠ちゃんとアーロンということで大好きな二人!
楽しみで仕方が無いのです。
もう一回読まないとww
ということで、台湾新幹線に乗り台南へ行きます~。
つづく。